nyam5の日記

在韓限界大学生の生活log

延世の学生は必須!?松島(ソンド)での寮生活を振り返る

안녕하세용🐣 在韓大学生のみなみです:)

昨年12月末、ついに大学一年生を終え年末年始は日本に帰国したり、韓国に帰ってきてからは友達を韓国旅行に招待したりと少しバタバタとした数ヶ月を送り、前回の自己紹介から随分と時間が経ってしまいました😿

さて、今日のテーマなのですが、延世生必須の松島寮生活についてお話ししようと思います👀✨

実は韓国に来てから昨年12月までのほぼ一年の間、私は延世大学一年生としてソウルから少し離れた仁川の松島(ソンド)というところで完全寮生活を送っていました。というのも、延世大学に入学した学生は韓国人、外国人問わず松島の国際キャンパスでの生活を強いられるのですがその中に寮生活も含まれていたといった感じです。ほぼ強制的な寮生活には賛否両論ありますが私は楽しい思い出が多い一年になったので少しシェアしていこうと思います🫶💖

                       

松島の基本 寮のシステ

まず基本的な寮の構成について紹介しようと思います。(2023年度、私が一年生だった時の情報なので変更があるかもしれません)

松島の寮には延世大学の一年生がほぼ全員入寮するためものすごい数の部屋が存在しています。建物はまず第一、第二寮に分かれておりそれぞれキャンパスの端に位置していました。またその中でも棟が3〜4つに分かれており、第一寮にはA〜C棟、第二寮にはD〜G棟というようにアルファベット別に名前がつけられています。さらに棟の中にもいくつかの階ごとに組み分け(ハウス)がされていたため、寮の所属は”第◎寮◻︎棟○階△△ハウス”にまで分類することができます。それぞれのハウスではRAと呼ばれる先輩が考えたプログラムを実施しており、これを含む指定のプログラムに12時間以上参加することで単位をもらうことができる活動がありました。これはクリアしなくても卒業はできますが成績にFがつくので早めに参加しておくことをお勧めします!(RC自己主導活動)

人数が多いため部屋は基本3人、もしくは2人部屋でした。私は一学期は3人部屋、二学期は申請をして2人部屋を使っていたのですがやはり3人で使うにはかなり部屋が狭い+2人なら1人いないぶん収納も増えるので荷物が多い方は特に2人部屋で申請することをオススメします!

ルームメイトに関しては事前の生活調査アンケートで生活習慣が似ている人とマッチングするように調整してくれていたようですが、蓋を開けてみないと本当にわからないのでマッチングしてすぐに掃除や就寝時間、苦手なこと、アラームの有無などできる限り話し合っておいたほうがいいです...💪 

寮の門限は基本2時、朝は5時半に門が開きます。ただテスト期間や学校のイベント時になると門限がなくなるので24時間出入りすることができました🙆‍♀️

また寮内にはいくつか娯楽施設として部屋が設置してあり、ビリヤード、卓球、ダンスやバンドの練習室、ボードゲーム室など寮としてはかなり充実していたと思います。食事はキャンパスにある学食がメインでしたが寮食も建物ごとに設置してあったため時々食べに行っていました。

寮生活のメリット・デメリット

この一年寮で生活してみて、私は結局2年生からは一人暮らしをすることを選んだのですが寮生活にはメリットもたくさんあったので紹介します🏃‍♀️🏃‍♀️

🌟メリット🌟

✅友達が作りやすい

私は友達作りに関してはこの全員寮制度に本当に助けられました!一学期の時のルームメイトとは今でも遊びに行ったりする仲ですし、同じ階に住んでいた同じ学科の友達ともすごく仲良くなることができました。門限を過ぎても第一寮内、第二寮内は棟を跨いで移動することができるので同じ寮内にいる学科の友達ともよく集まってボードゲームをしたり、卓球をしたりして遊んでいました。週末実家に帰らない外国人や地方出身の韓国人の子達とは特に仲良くなる機会が多く、前述したRC活動をすれば他学科の人とも仲良くなることができたので、機会をうまく活かせれば本当に色々な人と友達になれると思います👍

✅思い出作り

寮生活は学生同士一緒に暮らすことになるので寮ならではの思い出を沢山作ることができます!テスト期間にはみんなで深夜まで集まって勉強したり、徹夜したり、週末は友達の部屋に集まってパーティーしたり...退寮した今でも、本当に楽しい時間を過ごしたなと思います。よく寮の近くにホットクの販売車が止まっていたのですが、寒くなってきた二学期のテスト期間にみんなでホットクを食べながら勉強したことも、雪が降った日には深夜にキャンパスを走り回っていたことも、全部素敵な思い出として残りました笑

退寮してからも友達とあの時はこんなことがあったよね、あれもすごく楽しかったよね〜と話す時間が楽しいので松島での寮生活はその時しかできないことを沢山満喫するのがお勧めです:D

✅生活費が安い

やはり寮なので一人暮らしに比べて生活費が安いです💸 具体的な金額としては光熱費込みで一学期につき90万ウォン〜150万ウォン(何人部屋かで変動有)ほどでした。部屋は基本綺麗ですし、冷房と床暖房を使える期間は決まっていますが、室温で困ったことはなかったですしシャワー室とトイレが部屋付きでかつ分かれているためかなりコスパが良かったと感じています。ただ収納は少ないのであまり物は持って行き過ぎないほうがいいです!(特に服👚)

🌟デメリット🌟

ここからは寮生活のしんどかった点についてお話ししようと思います😳

✅他人と生活

まずは寮ということで当たり前かもしれないのですが、急に知らない誰かと生活するというのは大変だと感じる時も多かったです。1人の時間を確保するのが難しい時が多いですし、生活習慣が完全に違うところからお互い不快に感じないところまで擦り合わせるというのはかなり大変でした。起床時間や就寝時間が合わなかったり、どれくらい部屋が汚れているのを許せるか、電話はしてもいいか、部屋で食べ物は食べてもいいかなど数え始めたらキリがないほどの悩みを色々な人から聞きましたし、私も悩みました。もちろんルームメイトと話し合えるのが一番ですが、あまり仲良くなれない場合もありますし、注意したり話し合いがしずらいこともあるので不便に感じることがあります。ただ部屋にいなくてもキャンパス内、寮内どこかしらには居場所がありますし、最悪ルームメイト変更申請をすることができるのでどうしてもという場合には検討してみることをお勧めします!

✅料理ができない

特に料理が得意というわけではないのですが...笑 寮内にはちょっとしたキッチンはありますがあまり掃除が行き届いていない+設備が古いのであまり使っている人はいませんでした😅 そのため食事は基本学食が外食、もしくはコンビニになってしまいます。一年それを続けたのでもちろん食費は嵩みますしだんだんコンビニ飯も精神的にキツくなってきてしまい、これが一人暮らしを選択した一番の理由になりました...笑

松島には美味しい日本食屋さんも沢山ありますし、他の料理もすごくおいしかったですが、手料理の味は味わいづらいので思い出の味や食べ慣れた味はレトルトでも持って行った方が安心です!🍚

 

大体こんなメリット・デメリットがあったように思います。簡単に振り返ってみましたが、感想としては一年で十分楽しみきったなという感じで笑、実際に今は一人暮らしを始めています。ただ延世ならではの全寮制という体験はとても面白かったですし、もしもう一度一年生に戻れるならまた寮生活を楽しみたいです🫶 ✨

                 

そして早速ですが次回は、今回もちょこっと話題に上がった一人暮らしと引っ越しの過程についてお話ししたいと思うので韓国で一人暮らしを考えている方は覗いてみて下さい💙